一昔前よりも優良な現金化業者が増えた一方、詐欺を目的とした悪質なクレジットカード現金化業者も増加傾向にあるようです。
現金化はグレーゾーンのサービスゆえに、今後も悪質な現金化業者は減ることはなく、むしろ増えていくことが予想されます。
そのような悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺被害に遭わないためには自己防衛するしか方法はありません。
というわけで、今回は悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺の手口を紹介していきます!
悪質な現金化業者の詐欺被害に遭ってから行動するのではなく、この記事を読み事前に詐欺に遭わないようにしてください!
この記事でわかること
悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺の手口5つ
クレジットカード現金化の詐欺の5つの手口
騙されないための対処法も同時に解説していくので、詐欺の被害に遭わないために覚えておくといいでしょう。
商品購入後、一向に現金を振り込まない悪質業者
クレジットカード現金化の方法には「商品買取型」と「キャッシュバック型」の2種類ありますが、この手の詐欺をする悪質業者はキャッシュバック型の場合が多いです。
- 商品買取型
現金化業者が指定する商品を購入し現金化業者が買取して現金が振り込まれる方式 - キャッシュバック型
現金化業者が指定する商品を購入するとキャッシュバックとして現金が振り込まれる方式
キャッシュバック型の多くはすぐに振込み対応してくれます。
しかし、悪質業者は購入した商品を郵送してから現金が振り込まれるという形にしていることが多いです。
商品買取型ではこの方式が一般化しているので、利用しているときに疑問に持つことなく騙される利用者が近年多くなってきています。
「そんなの届いた商品を自分で売れば解決するじゃん」と思う人もいるかもしれません。
しかし、一般的にキャッシュバック型で送られてくるものに価値はなく、自分で元を取ることはできないでしょう。
では、すぐに振込み対応してくれる現金化業者は全て優良なのかというと一概には言えないのです。
最近は悪質業者の詐欺も巧妙化しており、翌日振込みすると言っていたのに振込みされずに逃げられるといったケースもあります。
騙されないための対処方法
事前に電話で「本当にお金は振り込まれるんですよね?」「詐欺じゃないですよね?」と確認したところで、本当の答えは返ってくるわけはありません。
悪質業者の詐欺に遭わないためには、利用する前に口コミや評判を見て、信用ができる現金化業者なのかを見極めることが重要です。
しかし、口コミや評判を参考にする際にも注意しなければいけないことがあります。
それは、自作自演の書き込みなのかどうかです。
某グルメ口コミサイトで問題になったことがありましたが、ネットの口コミや評判というのは匿名性が高く、自作自演の書き込みも少なくありません。
それはクレジットカード現金化業者の口コミや評判でも例外ではなく、残念ながら嘘の書き込みが少なからずあります。
口コミや評判を
参考にするときは「その書き込みは信用に値するものなのかどうか」を頭で考えることが大切です。
換金率を下げる悪質業者
換金率を下げる悪質現金化業者の詐欺のやり方は様々あります。
- 買取額の一部だけが高換金率でそれ以降はめちゃくちゃ低い
例:50,000円のアマゾンギフトを購入し換金したが10,000円分は98%、40000円分は10%で換金するはめに。 - 不明瞭な手数料が引かれる
例:50,000円振り込みされる約束だったのに、振込み手数料や事務手数料などの名目で20,000円の振込みだった。
利用する前に、上記のような詐欺の手口を悪質現金化業者から丁寧に説明されることはありません。
利用規約に小さく書かれていることもありますが、利用規約そのものが書かれていない悪質業者も存在します。
「話が違うじゃないか」「聞いていた換金率と違う!お金返して!」と現金化した後に電話で抗議したところで、悪質業者はあなたと向き合うことはないでしょう。
騙されないための対処方法
まず、利用する前に現金化業者に電話をして以下のことを確認しましょう。
- 換金率はいくらなのか
- 別途手数料はかかるのか
- 最終的に振込みされる金額はいくらなのか
事前に聞いていた金額と振込みされた金額に相違があれば、詐欺事件として訴えられることを悪質業者は理解しています。
ですので、もし相手が悪質業者だとしてもしつこく確認すれば本当の金額を教えてくることでしょう。
85%の換金率の現金化業者よりも95%の換金率の現金化業者を利用したいと思うのは、当たり前の考え方です。
しかし、そこはすぐに飛びつくことなく、一度冷静になって考えなくてはいけません。
当たり前ですが現金化業者は慈善事業で商売をしているのではなく、儲けようとして商売をしています。
それを理解した上で、本当の高換金率の優良現金化業者を利用することが大切です。
高額なキャンセル料を要求する悪質業者
先ほどもお伝えしましたが、事前に聞いていた金額と振込みされた金額に相違があれば、詐欺事件として訴えられることを悪質業者は理解しています。
そのリスクを避けようと、現金化の申し込みをしてから入金する金額を教えてくる悪質業者がいます。
相手は悪質現金化業者。99%は物凄く低い入金額を言ってくるので「キャンセルしたい」と大半の人は言うはずでしょう。
そこで「はい、かしこまりました」と言わずに、キャンセル料を悪質現金化業者は要求してきます。
要求してくるキャンセル料の相場は2万~5万円といったところ。
利用者の利用する金額からギリギリ払える金額を要求してくることもあるそうですよ。
騙されないための対処方法
利用する前なのですから、対応などせずに電話を切るなりメールを無視するなりして、悪質業者の相手をしないようにしてください。
「個人情報を送っているから不安」と感じる人もいると思いますが、そこで変に対応してしまえば悪質業者の思うつぼです。
毅然とした態度で悪質現金化業者に対応することこそが、詐欺の被害に遭わないために大切なことなのです。
闇金を紹介してくる悪質業者
弱みにつけ込んで、「お金を貸してくれる会社があるよ」「審査無しで貸してくれる会社紹介するよ」など、甘い罠で誘ってくる悪質現金化業者は存在します。
当たり前ですが、悪質現金化業者が紹介してくる貸金業者は100%闇金です。
闇金業者は10日で1割、5日で2割の金利が発生する恐ろしい貸金業者で取立ても非情。一度借りてしまえば最後、骨の髄までしゃぶってくる怖い連中です。
騙されないための対処方法
悪質業者云々以前に、見知らぬ人からそのような誘いがきても必ず断るようにしましょう。
審査無しで貸してくれる貸金業者など、この世に存在しないことを改めて頭に入れておいてください。
カード情報を抜き取る悪質業者
悪質現金化業者に「カード情報が抜き取られ不正に利用された」ということが、実際にあります。
ここまでくると詐欺というよりも事件ではありますが、悪質現金化業者の中にはそこまでやる業者が現実問題存在するのです。
騙されないための対処方法
優良現金化業者であれば、商品を購入するときはネット上で自分で購入するのが当たり前です。
間違ってもクレジットカード情報を教えることは絶対にありません。
もし利用するときに現金化業者から「カード番号を教えてください」と言われたら絶対に利用しないでください。
申し込み欄に、カード情報を記入する箇所があったら同様に利用しないようにしましょう。
もしも、不正に使われたと思ったらすぐにカード会社に電話をしてカードを停止してください。
悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺被害の保証は?
残念ながら悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺被害に遭っても保証されることはありません。
なぜなら、現金化する行為はカード会社の利用規約に違反しているからです。
悪質現金化業者の詐欺に被害に遭ったとして、そのことを正直にカード会社に伝えてしまったら間違いなく強制解約となるでしょう。
警察に相談しても、被害届けは受理してくれる可能性は高いですが、本格的に捜査してくれたり、お金が戻ってくることは限りなく低いと思います。
悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺に遭わないようにするには?
結論から言うと、悪質なクレジットカード現金化業者を利用しないことが詐欺に遭わない一番の予防策と言えます。
そのためには、優良なクレジットカード現金化業者で利用しなければなりません。
口コミや評判、そして自分の目や耳で公式サイトや電話をして「利用して大丈夫な現金化業者なのか」を見極めるようにしましょう。
まとめ
悪質なクレジットカード現金化業者の詐欺の手口と、その対処法を紹介してきました。
詐欺の被害に遭わないために、優良現金化業者を利用してください。
悪質業者の甘い罠にかかることなく、安心・安全に現金化を利用するようにしましょう。